広大な土地、のどかな環境がそろっている北海道。
北海道の主な産業の中心は酪農や農業、漁業などを中心とした一次産業です。
こういったところに就職するためには、そういった家庭で育って跡を継ぐ、地元の大学などに入った後就職するなどの方法がありますが、北海道でも若者たちの都会進出が後を建ちません。
東京という都会への憧れや、同じ仕事をしていても賃金が高いなどの理由からです。
それが原因で、今では北海道ではいろんな職種で人手不足の状況が深刻になってきています。
東京などに向けて北海道の良さをアピールしたり、北海道で学ぶ若者たちに地域で働くことのよさを伝えたりしてアピールはしていますが、人手不足はとどまることを知りません。
特に北海道は冬が厳しいというイメージが強く、雪などが大変と考える人たちは転職も二の足を踏んでしまいます。
職業全体に深刻な人手不足を抱えている北海道は、いろんな対策やキャンペーンなどを行なって北海道に転職してくる人を増やそうとしています。
北海道庁では雇用対策基金を活用して若年層のサービス業などへの雇用や定着を促進する研修会なども開かれています。
地域が活性化すれば地域の経済力も高まり、賃金なども上昇し人手不足の軽減にも役立つので、まずは北海道に憧れを持っている若年層を北海道へ引き寄せ、地域を活性化させていくことが大切です。
北海道に転職する人が増えれば、北海道の地域経済も安定し人口も増え、北海道全体が活気づいていくに違いありません。